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process explorerの使い方・日本語版はダウンロードできる?・インストール方法・アクセスが拒否されましたと表示された時の対処

パソコンのセキュリティ対策は、定期的にパソコンのプロセス(メモリやディスク・ネットワークをどのぐらい使用しているかリアルタイムで表示してくれる)を確認する事が大事です。

タスクマネージャーから確認は可能ですが、もっと簡単に把握できる方法があります。「process explorer」は、プロセスを階層表示できるソフトで、プロセスを把握するのに便利です。面倒なインストールも不要なので、パソコンに慣れていない方でも大丈夫です。

起動するとプロセスの実行ファイル名やCPU使用率などをツリー形式で、プロセスの背景は薄赤色・薄紫色と、プロセスの種類に応じて分かりやすく色分け表示されます。

今回は、process explorerの使い方やインストール方法などを紹介します。

process explorerの使い方

process explorerの使い方を紹介します。

① プロセスの確認

process explorerを開くと、プロセスが階層表示されます。プロセスの確認には左側の「プロセス」欄に階層表示されています。

インストールしたか覚えていないファイルの確認の際は、右側の「会社名」欄から確認できます。

もし、知らない会社が表示されていたら、会社名の上で右クリックし「プロパティ」か「オンライン」で検索・確認できます。

② プロセスの終了と一時停止

終了したいプロセスがある場合は、終了したいプロセスの上で右クリックし、「プロセスの終了」をクリックすると終了させることができます。

プロセスを一時停止したい場合は、プロセスの上で右クリックメし、「Suspend」をクリックすると一時停止できます。再開したい場合は「Resume」をクリック。

③ リソースの使用率を確認する

上部のアイコン(左から3番目のアイコン)をクリックするとシステム情報としてリソースの使用率を確認する事ができます。

④ 使用されているDLLファイルの確認

上部メニューのアイコン(左から6番目のアイコン)をクリックすると、DLLファイルとハンドルに表示が切り替わり、下の表に表示されます。

⑤ 問題のあるプロセスを特定する

上部メニューの「検索」かキーボードショートカットの「Ctrl + F」をクリックして問題のあるファイルがあるパスを入力して検索するとDLLファイルの項目に表示されます。

⑥ 問題のあるウィンドウやタブだけを終了させる

ブラウザでタブを開いている時に、たまに「空白のページ」とタブに表示されたり、「Windowsのシステムは破損しました」と表示されるのを消す際にプロセスを終了させる必要があります。

そんな時に使うのがウィンドウのプロセスを検索する機能です。

上部メニューのアイコン(左から10番目:照準アイコン)を問題のあるウィンドウ画面にドラッグ&ドロップすることで、そのウィンドウで使われているプロセスを特定することができます。

ドラッグ&ドロップすると特定されたプロセスが表として表示されるので、プロセスを終了させればOKです。

日本語版はダウンロードできる?

Process Exploreを日本語化するには、日本語化パッチをダウンロードする必要があります。

https://wwwcfe.hatenablog.com/entry/20100327/processexplorer」にアクセスし、「Process Explorer 16.22 日本語化」フィルをダウンロードする

同時に、英語表記のProcess Exploreもダウンロードする

ダウンロードしたProcessExplorerと日本語化ファイルを解凍する

解凍したファイルの中に「processexplorer_ja.EXE(日本語化ファイル)」があるので、「ProcessExplorer.exe(英語表記のProcessExplorer)」があるフォルダにコピーか移動する

コピー・移動した後に「processexplorer_ja.EXE」をクリックすれば日本語化完了となる

インストール方法

インストール不要のソフトなので、ファイルをダウンロードして実行(起動)させるだけです。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/process-explorer」にアクセスし、

「プロセスエクスプローラーのダウンロード」をクリックしてダウンロードする

ダウンロードしたファイル(ProcessExplorer.zip)を解凍すれば、インストール作業無しで実行する事ができる

アクセスが拒否されましたと表示された時の対処

アクセスが拒否された時の対処法を紹介します。

「Process Explorer」をダウンロードし、プロセスプロパティビューで、セキュリティタブを選ぶ

許可ボタンをクリックし、次に詳細ボタンをクリック

必要な時に、自分自身か所属するグループを追加する

許可を編集して「終了」を含めればOK

起動しない時の対処方法

Process Explorerが起動しない時は、再起動させてみてください。Process Explorerの日本語化ファイルは、元々うまく起動しないみたいで、ProcessExplorerのフォルダ名は、日本語なし・英語で実施してみたほうがいいですね。

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