winactorとは、株式会社NTTデータが提供する、RPAツールです。
RPAの技術により、企業におけるPC上での単純作業や定型業務を自動化することにより、
時間やコストの削減等、様々なメリットを得ることができます。
winactorにはユーザーフォーラムというサービスがあり、
ここでは、winactorのユーザー同士で、ナレッジを共有することが可能です。
RPAユーザーにとってとても心強いサービスとなっています。
winactorのユーザーフォーラムの見方
では実際に、RPAツールwinactorのユーザーフォーラムの見方について解説します。
まず、winactorのユーザーフォーラムを閲覧するには、
winactorへの会員登録が必要です。
手順は下記の通りです。
①まず、ユーザーフォーラムサイト(https://winactor.com/questions/)にアクセスします。
②「ログイン/登録」をクリック
③「新規会員登録」をクリック
④各項目を入力し、「登録を完了」をクリック
⑤登録メールアドレスに、アカウント有効化用のメールが届くので、
指定されたURLをクリック
⑥クリックしたURLから開いたサイトの「有効化」ボタンをクリック
⑦アカウント登録は完了です。
再びユーザーフォーラム(https://winactor.com/questions/)にアクセスし、ログインすると、
ユーザーフォーラムを閲覧することができます。
ユーザーフォーラムでは、RPAユーザーが様々なナレッジを共有しています。
サイトにアクセスし、下にスクロールすると様々な質問や問題点に対する回答がならんでいます。
気になる項目をクリックすると質問と回答の詳細が確認できます。
比較的新しい項目に関しては、まだ誰も回答していないこともあるので
回答がない場合もあります。
自分が回答を入力するときは、
このページの【回答を入力してください】の枠から入力ができます。
また、質問一覧のタブで、RPAツールごとや初心者用などのカテゴリを選択できるため、
条件を絞って探すことも可能です。
RPAツールご利用時の手助けとして利用すればかなり活躍してくれるでしょう。
プチライブラリのおすすめ
プチライブラリとは、winactorのサービス本体ではカバーしていないけれども、
あると便利な機能・シナリオを提供しているライブラリです。
利用者の必要性に応じて随時提供されるので、
ホームページやWeb上で確認することができます。
winactorを使用していると、
これがあれば便利なのに、という惜しい思いをすることもあるでしょう。
そんな時にプチライブラリを検索してみれば、
かゆいところに手が届く機能を発見できる可能性があります。
ここで、プチライブラリのオススメをご紹介します。
『指定のフォルダチェック』です。
こちらのページよりダウンロードして使うことができます。
指定されたフォルダが存在するかをチェックし、存在すれば該当のフォルダにコピーするなど、応用が可能です。
winactor本体にもともと同梱されている機能だけでなく
プチライブラリにある機能も使ってみましょう。
RPAツールの魅力がグッとあがります。
使い方
プチライブラリを使うときは、まず公式URL(https://winactor.biz/library/?search=)へアクセスします。
ダウンロードしたい項目を検索し『詳しくはこちら』をクリックします。
プチライブラリの項目ごとに、ダウンロード方法が記載されているので、
その記載に沿ってダウンロードを進めましょう。
ダウンロードが完了したら、
そのプチライブラリの項目の利用を開始できます。
価格は安い?
winactorは、現在数多くあるRPAツールの中で、価格は安いとは言い切れません。
具体的には、フル機能版が908,000円/1年間、実行版が248,000円/1年間です。
ただし、使いやすさや、プログラミングの知識がなくとも利用できるところは、
非常に魅力的です。
その他、winactorだけではなく、サンプルシナリオやプチライブラリが利用できるので、
それらの補助材料を利用すれば、より高度な運用も可能になります。
また、運営会社によるサポートも利用できるので、すべて含めると、コストパフォーマンスは良いと思われます。
画像マッチングの方法
「画像マッチング」とは、winactorの機能の中の一つです。
指定したウィンドウにたいして、特定の画像でマッチングを行い、その結果を返すというものです。
その方法について説明していきます。
①画像マッチングノードの配置
「ノード」→「アクション」→「画像マッチング」を選択します。
②画像マッチングのプロパティを表示
ダブルクリックまたは右クリックでプロパティを表示できます。
③プロパティでの設定
プロパティにて、画像の設定や画像マッチングの条件を指定します。
『更新』で完了です。