pikazipのダウンロード方法や使い方
「Pika Zip」とは、暗号化されたZIPファイルのパスワードを解析するソフトウェアのことで、圧縮ファイルをドラッグ＆ドロップし鍵ボタンをクリックするだけでパスワードの解析を行ってくれます。
「https://www.vector.co.jp/download/file/win95/util/fh445644.html」のURLにアクセスすると、「Vector」の「Pika Zip」のページに移行するので、画面上の緑色の「このソフトを今すぐダウンロード」をクリックします。
→画面左下に「pz117.zip」と表示されるので、その表示を左クリックします。
→「pz117」のフォルダが表示されるので、そこをダブルクリックします。
→「Pika Zip」のアプリケーションのアイコンをダブルクリックします。
→「圧縮（zip形式）フォルダー」の小ウィンドウが表示されるので、「すべて展開」をクリックします。
→「圧縮（ZIP形式）フォルダーの展開」の小ウィンドウが表示されるので、そのまま何も触らず、画面下の「展開」をクリックします。
→再び、「pz117」のフォルダが表示されるので、そこをダブルクリックします。
→「Pika Zip」のフォルダが変わっているのを確認し、そこをダブルクリックします。
→「Pika Zip」の小ウィンドウが表示されます。
以上で「Pika Zip」を使うことができます。
インストールの必要はありません。
「Pika Zip」を使って、パスワードを解析するには、
「Pika Zip」のスタート画面の一番左上の「アーカイブを開く」をクリックします。
→「パスワードを検索するファイルを開く」の小ウィンドウが表示されるので、検索したいファイルを「アーカイブ」欄にドラッグ＆ドロップします。
→「アーカイブ」とその下の「ファイル名」の欄にドラッグ＆ドロップしたファイルの情報が表示されるので、画面左上の鍵のアイコンをクリックします。
→パスワードの調査が開始され、調査が完了すると、「Pika Zip」の小ウィンドウが表示され、「見つかりました。パスワードは〇〇です！」と調査結果を表示してくれるので、その下の「OK」をクリックします。
→解析表示されたパスワードは「Pika Zip」のスタート画面の「パスワード」の欄に表示されています。
固定検索の方法
「Pika Zip」を使って「固定検索」を行うには、
「Pika Zip」のスタート画面のツールバーの右側にある「？」マークに一つ左側にあるアイコンをクリックすると、「デフォルトのオプション」の小ウィンドウが表示されます。
→「デフォルトのオプション」の小ウィンドウの一番上のツールバーから「固定」を選択するとツールバーの下の表示がマス目のものに変わります。
→一番左側に「検索項目」が表示されているので、任意でそのマス目に●のチェックを入れていきます。
（※「検索項目」の横列は〇文字目を表しています。）
（※例として、最初の1～5文字目まで「小文字」の項目に●を入れ、6～9文字目まで「数字」の項目に●を入れると、「abcde1234」のような配列のパスワードを検索してくれます。）
縦列「検索項目」と横列「文字の順番」との交差部分に●を入れて設定することで、その配列のパスワードを探してくれます。
辞書の最新版
「Pika Zip」の辞書機能を使いたい場合は、
「https://web.archive.org/web/20070624001650fw_/http://www.ipc-tokai.or.jp/~pusa/soft.html」のURLにアクセスすると、画面左中央あたりに「辞書」というアイコンが表示されます。
→「dics.zip（488KB）」と「megadic.zip（3.49MB）」の2種類が表示されるので、任意の方を選択クリックすると、画面左下に「〇〇〇〇.zip」という文字が表示されるので、その文字をクリックします。
→選択したフォルダが表示されるので、そこをダブルクリックします。
→選択したアプリケーションのアイコンをダブルクリックします。
→「圧縮（zip形式）フォルダー」の小ウィンドウが表示されるので、「すべて展開」をクリックします。
→「圧縮（ZIP形式）フォルダーの展開」の小ウィンドウが表示されるので、そのまま何も触らず、画面下の「展開」をクリックします。
→再び、選択したフォルダが表示されるので、そこをダブルクリックします。
→選択したフォルダのアイコンが変わっているのを確認し、そこをダブルクリックします。
→選択したフォルダの小ウィンドウが表示されます。
「Pika Zip」を起動させ、画面一番上のツールバーの「辞書」を選択し、画面中央の空欄部分に先ほど選択したフォルダをドラッグ＆ドロップします。
→画面一番下のメモ帳のようなアイコンをクリックします。
→先ほど選択した辞書ファイルが表示されるので、任意で選択し、画面一番上のツールバーの「検索方法」を選択します。
→選択項目が表示されるので、「▢辞書検索をする」の▢にチェックを入れ、画面一番下のデイスクファイルのアイコンをクリックします。
以上の作業で、辞書機能（日本語のパスワード可）が追加されます。
windows10で高速化したい時
「Pika Zip」をWindows10で高速化したい場合は、
「Pika Zip」のスタート画面の「キャッシュ」の右の欄を「On」にします。
→一番上のツールバーの右側にある「？」マークに一つ左側にあるアイコンをクリックすると、「デフォルトのオプション」の小ウィンドウが表示されます。
→「デフォルトのオプション」の小ウィンドウの一番上のツールバーから「共通」をクリックします。
→画面右側の「ディスクキャッシュ」の右側の数値を任意で大きくします。
（※「ディスクキャッシュ」とは、ハードディスクなどの記憶装置にデータを読み書きするのを高速化する機能のことです。）
通常であれば、「ディスクキャッシュ」の上の「継続情報の自動保存」は「5」分、「ディスクキャッシュ」は「20」Mぐらいに設定すれば問題ないでしょう。
遅い時の対処法
「Pika Zip」の解析スピードについて、
「Pika Zip」は「全数検索」と言って、aからzまで一文字ずつ順番に入れて解析していく方法を取っているので、複雑であればあれほど時間がかかります。
パスワードを一文字でも覚えていれば、検索項目を絞り込むことができるのですが、まったく情報がないとなると、かなりの時間を要してしまいます。
例えば、すべて「英語の小文字」とか「何文字目までが数字で残りは英語の小文字」という情報があれば、ものの数分で解析が完了するでしょう。
ちなみに、6桁のパスワードで、アルファベットと数字がランダムで作られていた場合は、約30分ぐらいで解析が完了します。
検索方法をいろいろ試してやってみることが必要です。