hwmonitorは窓の社からダウンロードできる?
hwmonitorとは、PCの健康状態を図る指標を確認するツールとしてのソフトです。
電圧や温度、ファン速度などをモニタリングできます。
モニタリングデータをテキストデータとして保存することも可能です。
ただし、hwmonitorは現在窓の社からはダウンロードできないようです。
hwmonitorをダウンロードする場合は、提供元のサイト(https://www.cpuid.com/softwares/hwmonitor.html)よりダウンロードしましょう。
少し下にスクロールし、「CLASSIC VERSIONS」という項目の下方にある「SETUP・ENGLISH」ボタンをクリックすると、ダウンロードが可能です。
ダウンロードしたファイルを選択し、インストールします。
これでhwmonitorの利用を開始することができます。
日本語化する方法
hwmonitorは基本的に英語表記のソフトなので、英語だとわかりにくい、日本語表記の方が使いやすいという方は、下記の手順でソフトを日本語化することができます。
①日本語化パッチをインストールします。
https://www.updatestar.com/ja/topic/hwmonitor%20%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%8C%96にアクセスし、
「UpdateStar:hwmonitor日本語化」の項目の下にあるHWMonitor1.47(ver.の数字は変わることがあります)をクリックすると、ダウンロードページに移行するので、ここでインストールまで行うことが可能です。
インストールまで完了すれば、日本語化は完了です。
pro版との違い
hwmonitorにはアップグレード版のpro版もあります。
pro版は有償で提供されています。
hwmonitorのpro版では、ネットワークを経由して、他のPCや端末センサーを遠隔で監視することが可能です。
また、モニタリングデータをグラフ化して画像として出力することもできるようです。
アップデートの仕方
hwmonitorには、デフォルトでアップデートチェッカーが入っているようです。
そのため、現在PCにインストールされているバージョンよりも新しいものが出たとき、PCにアップデートを促すダイアログが表示されます。
新しいバージョンをインストールする場合は、「Update」を選択します。
すると、hwmonitorの公式サイトへと遷移しますので、
hwmonitorの最新バージョンを確認し、クリック→インストールまで行えば、最新版のインストールが完了します。
数値の見方
実際にhwmonitorをインストールした後、ソフトでの数値の見方について解説します。
まずhwmonitorを起動すると、様々なデータがツリー状にすべて表示されています。
重要でないものは左端の「ー」をクリックするとデータを隠すことができます。
●マザーボード
マザーボードの電圧、温度、ファンの状態を確認できます。
一番上には、マザーボードのメーカー名とモデル名が表示されます。
「Voltage」→入力/出力電圧
「Temperatures」→CPUとマザーボードの温度
「Fans」→マザーボードのCPUファンから電源の供給を受けているファンの回転数
「Fans PWM」→PWMに対応したマザーボードのFANコネクタから電源供給を受けているファンの回転数
●CPU
上部にはCPUのメーカーと型番が表示されます。
「Voltage」→CPUの電圧
「Temperatures」→CPUソケットの温度
「Power」→CPUの消費電力
「Currents」→現在のCPUの電流量
「Utilization」→コアの使用率
「Clocks」→コアの動作クロック
●SSD&HDD
補助記憶装置について確認できます
「Temperatures」→SSD・HDDの温度
「Assembly」→HDD本体の温度
「Air Flow」→HDD本体周辺の温度
「Utilization」→SSD・HDDの使用率
●GPU
上部にGPUのメーカー名・モデル名が表示されます。
「Voltage」→GPUの電圧を表示
「Temperatures」→GPUの温度
「Clocks」→「Grapbhics」はエンジンクロック、「Memory」はメモリクロック
「Utilization」→GPUの利用率
以上が数値の確認方法です。
お持ちのPCごとに表示される数値に若干の違いがあることがあるようですが、
このようにマザーボード・CPU・SSD・HDD・GPUのパラメータを確認することができるのは非常に便利ですね。
PCの健康状態を把握しておきたいという方は、お試しになることをお勧めします。